腰痛について

日本人の80%が一生に一度は経験するといわれる腰痛。

これには様々な原因、症状がありますが、以下のように分けられます。
①筋肉の緊張や疲労によるもの
②背骨に問題があるもの
③内臓の病気によるもの
④ストレス性のもの

筋肉の緊張や疲労によるものには、普段の立ち姿勢やクセ、仕事中の姿勢や動きなどの生活習慣が深く関わってきます。腰のカーブが強すぎる姿勢、長時間の同一姿勢が主な原因になります。

背骨に問題があるものには、以下のようなものがあります。

椎間板の変性(ヘルニアの形成過程期)
最近特に多い腰痛の原因であり、椎間板の変性(小さな損傷)による神経への刺激による痛みです。これには普段の立ち姿勢やクセ、仕事中の姿勢や動きなどの生活習慣が深く関わってきます。デスクワークや車の運転など、長時間座りっぱなしになる仕事、また調理師や美容師、介護士など、前かがみでいる時間が長い仕事。こうした姿勢や生活習慣は腰の椎間板の後方に負担がかかり、その影響で椎間板を損傷(変性)してしまいます。変性による刺激は筋肉を硬くして、背骨を歪ませたり、慢性的な痛みやコリ、重さの原因にもなります。また、この変性が進行すると椎間板ヘルニアに発展します。

椎間板ヘルニア
椎骨(背骨を構成する一つ一つの骨)と椎骨の間のクッションの役割をする椎間板が、重い物を持ち上げた時やジャンプの着地、くしゃみなどの衝撃が加わった時に後方に飛び出て、神経を圧迫するようになる病気で、20~30代に多いです。ヘルニアがあっても必ず腰痛になるわけではないこと、飛び出したヘルニアも数ヶ月程で自然消失することなどから、最近は手術をせず保存療法をとるケースが増えています。

変形性脊椎症
椎間板は、加齢により徐々に水分を失って薄くつぶれていきます。クッションを失った椎骨同士はぶつかって磨耗し、骨棘というトゲができることがあります。背骨は不安定になって周りの筋肉や神経に負担が増し、腰痛が起こります。

脊椎分離症
10代に多く、激しいスポーツなどを続けたときに、椎骨の後方の突起が骨折してしまうことをいいます。スポーツを中止しコルセットで固定することで、骨が癒合することもありますが、そうでない場合でも、背骨は強い靭帯に守られている為、日常生活には支障がないことも多いです。ただし背骨は不安定になるので腰痛は起こりやすくなります。

脊椎すべり症
脊椎分離症や、椎間板が薄くなることによって、椎骨が前方にすべることをいいます。すべりの原因や程度、症状によって、手術が必要な場合と、保存療法が適した場合があります。

脊柱管狭窄症
変形性脊椎症やすべり症などによって、椎骨の中の脊髄神経の通り道である脊柱管が狭くなり、脊髄を圧迫することで起こります。歩いているうちに腰や足が痛んだりしびれたりして歩けなくなり、しゃがんで休むとまた歩けるようになる、間欠跛行がおこります。

内臓の病気によるものは、安静にしていても痛い。動きに関係なく痛む。痛みで目が覚める。ということがあります。不安な場合は、まずは病院で診察を受けてみて下さい。




整体・カイロプラクティックの適用度

筋肉の緊張や疲労による慢性腰痛には、整体・カイロプラクティックは非常に効果があります。

また、背骨に問題があるものの内、最近とくに多い椎間板の変性による腰痛や椎間板ヘルニアには、マッケンジーセラピーを行っている整体院やカイロプラクティック院に通うことが改善への一番の早道でしょう。

マッケンジーセラピーは、ニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジーによって開発された療法の体系です。
一般に人は日常生活で腰を丸めている時間が長いため、椎間板の後方に負担が掛かり変性を起こして腰痛になるというのがマッケンジー理論。その反対の動きである腰を反らすことにより腰痛を改善していく療法がマッケンジーセラピーになります。
ちなみに当院でもマッケンジーセラピーを行っております。

その他の背骨の問題である変形性脊椎症や脊椎分離症、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症の場合は、病院への通院をお勧めしますが、痛みによる筋肉の緊張を和らげるためには整体やカイロプラクティックは有効です。

また、骨の病変、腫瘍、血管の腫瘤等の異常、内臓疾患に起因するものは病院への通院をお勧め致します。



当院では

当院では、筋肉の緊張や疲労による慢性腰痛には、腰、背中、お尻の筋肉を中心に全身の筋肉と関節を調整して歪みをとり、体を楽にした上で、正しい姿勢のとり方、生活習慣についてのアドバイスをしていきます。

また、自宅で簡単にできるエクササイズも指導し、症状の再発を防ぎます。

背骨に問題がある腰痛の場合、まずは整形外科での診断結果と現在の症状を詳しくお聞きした上で、施術方針を決めていきます。(椎間板の変性の場合は、画像に写らないことが多いため、病院の検査では異常がないと言われることが大半です。)

病院での検査で異常が無くても、当院の検査で椎間板の変性があると疑われる場合はマッケンジーセラピーにより椎間板の整復を行います。

背骨に問題があるからといって、それだけが必ずしも腰痛の原因だとは限りませんし、同時に筋肉の緊張が見られる場合も多いため、筋肉の調整は必ず行います。



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